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現代演劇暴論2「輸入された芸術・新劇とHIPHOP」

大声でセリフを言う日本の近代演劇は恥ずかしい。
恥ずかしいといえば大声でラップするジャパニーズヒップホップは恥ずかしい。
ざっくり言うと日本近代演劇とは「海外から輸入された演劇の概念、戯曲、演出の体現」でした。
その渦中にいた人間の悩みは「いかに近代演劇を日本人の身体を使って体現させるか」でした。
一方、ジャパニーズヒップホップとは「海外から輸入されたHIPHOPの概念、歌詞、音楽の体現」です。
もちろん彼らのなかにあった悩みは「いかに日本人はHIPHOPを体現させるか」でした。
ここでほぼ同じ問題が発生します。
1、翻訳から生まれた言葉(戯曲と歌詞)は日本人の口語とは遠く離れている
2、日本に王様はいない。同様に日本にギャングはいない。
  では日本人が演じるシェイクスピアは、日本人が歌うギャングスタラップは、何なのか。
ここであくまで海外の優秀な模範に日本人が合わせていく「新劇」&「ハーコー」と、
日本人に合わせ作品を作り込む「現代口語演劇」&「自然体ラップ(?)」の二つの方向へ分岐します。
近代劇つってんのにもう現代口語演劇が出てきてしまったが気にしません。
つまり海外で新劇の洗礼を受けた小山内薫はK DUB SHINEだったということです。

参考資料。DJ OASIS 「マジ興味ねぇ feat. K DUB SHINE」。

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コメント

とっても面白いです
私は現代美術ですが、既にキツイ風を受け、窒息しそうです
およそ全てのジャンルから、その着地点に降下できます
柴くんのパラッシュート!このまま行こう!
最後まで見届けるから!

投稿: ヤマネコ | 2007/05/18 22:45

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