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2007年11月の9件の記事

■ とりあえず

これから初日です

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■ 「14.√1.90」稽古25・26日目

●11月24日(土)
稽古前に役者陣は小道具製作、自分も同じく小道具の作製のため西新宿をウロウロ。
風邪が流行はじめた。やばい。思い通りに行かないことばっかりだが腐らないようにしようと心がける。
●11月25日(日)
寝坊。遅刻。最悪。やっぱり腐る。ふと思いつき古い友人にメール。メアドが死んでるかと思ってたが生きててびびる。
小道具の手入れをしながら稽古。夕方よりギャラリールデコに入り。
まず客席を作る。次に壁に設置するモロモロの調整。頭クルクルパー。
しかし照明さん音響さんのお仕事が素晴らしく非常にサクサク進む。ありがたい。
色々と不安だったことが最善の方法で決まっていくのはよかった。
あとやっぱり場所の力に大いに助けられた。
ギャラリーの芝居なんでギャラリーに入ればそりゃ雰囲気でるよね。
しかし雰囲気によっかかると眠くなるだろう。
ていうか静かな芝居の天敵って睡魔だと思う。
まぁうるさい芝居でも眠いときは眠いけど。
仕込み後、ZuQnZの打ち上げにちょっとだけ合流。不安を垂れ流して帰る。
さぁ、もう少しだけ作業して寝よう。明日も稽古だ。通すぞ。

こんなの見てる場合じゃないけど、でもこれすげー。

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現代演劇暴論13「舞台上で叫ぶということ2」

で、田上パルである。見たのは「アルカトラズ合宿」。傑作だった。叫んでいた。
おもしろいのは田上パルの芝居は叫ぶ芝居であるのに現代口語演劇だという点。
それが現代口語演劇でも、叫びうる場所で叫びうる人々が叫びうる状況に至れば叫ぶのだ。
場所は、東京と九州の高校ハンドボール部の合宿所。
人々は、運動部の高校生、カンニング疑惑の高校生、運動部の顧問教師。
状況は、練習試合後の夜に行われる恒例のバカ勝負(罰ゲーム有)。
さらにここに熊本弁が加わる。
叫ばないわけがない。舞台上の彼らは心おきなく叫び。
私はそれにみじんの恥ずかしさも感じなかった。

「アルカトラズ合宿」を見て思ったのは、以前に自分がやりたかった芝居の形がより上手く美しく面白く作られている、ということだ。
それは、青春群像劇で、若くて、バカバカしくて、ナンセンスな要素もあり、
青春の苦さもあって、無価値で、非建設的で、戯曲上の伏線的なおもしろさもあるが、
何の哲学的・文学的・感情的な押しつけもしない。そんな芝居だ。
自分がかつてやりたかった、やってみた、あの芝居の、自分にはまるで書けなかった、到達点をこの作品に見たような気がした。

田上豊氏の戯曲は美しい。アフタートークでは、どうしたらもっと上手い戯曲が書けるのか教えてもらおう…。

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■ あんまり宣伝はしないのですが

今回の芝居がどんなかようやくわかってきたので宣伝します。
こう書くと自信があるみたいですけど、逆です。全然。

こんなに台本完成がギリギリになってしまった舞台はありません。
つまり完成度が低いということです。
何とか間に合うようにがんばって上げています。
でも完成度が高くても自分の芝居はつまんないときはつまんないのであんまり完成度と面白さは関係ないのかもしれません。
ただ、のたうちまわってゲロ吐きながら作ったので、なんか、人々に見てもらいたいなぁと思いました。

今回はギャラリーでギャラリーを舞台にした芝居をやります。
晩秋もしくは冬のはじまりの話です。ラブストーリーなのかもしれません。
一幕物です。おそらく芝居は70〜80分で終わると思います。
登場人物が死んだり、号泣したり、叫んだり、裸になったりはしないと思います。
見ても泣きも爆笑もないと思います。
おもしろいかおもしろくないかよくわかんない芝居になるかもしれません。
おもしろい芝居が見たい人は柿喰う客がおすすめです。
王子小劇場でやってます。見ました。
おもしろかったです。おすすめです。

詳細です。柿喰う客じゃなくて自分の芝居の詳細です。柿は自分で調べて下さい。
http://toizuqnz.exblog.jp/6185885/

あ、アフタートークやります。
ゲストに同年代で面白い芝居を作る人を招きました。この人達が作る芝居はまじで面白いと思います。
どうしたらいいのか人生相談をします。助けてほしいです。
11/27(火)19:30
ゲスト:中屋敷法仁 [柿喰う客]
11/28(水)19:30
ゲスト:田上豊 [田上パル]
11/29(木)19:30
ゲスト:篠田千明 [小指値]

ここからはここだけの話ですが、コリッチというところでチケットプレゼントがあります。
なんか来てもらえるならもうそれでもいいような気がしてきたのでここに書いておきます。
知り合いの人もコレで来た方が得です。応募状況がどうなってるのか知りませんがたぶん当たると思います。はずれたらごめんなさい。
http://stage.corich.jp/present_entry_register.php?stage_main_id=3265&view=1

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■ 「14.√1.90」稽古23・24日目

●11月22日(木)
とにかく時間がない。のは台本が遅いから。申し訳ない。とにかく稽古。
寒い。役者の一人が風邪をひいたらしい。早めに帰ってもらう。帰れー。
この短い時間にこのやりづらい台本でよくみなさんやっている。さぁ、おもしろくしていこう。
●11月23日(金)
昼からの長い稽古。ラスト際の段取りをひたすら確認確認。
照明森氏の合流前にまず荒めに通し。合流後に本気の通し。1時間10分。
急ぎすぎた。もう少し落ち着いて良い。観測者を置いていってはいけない。
ということで目標は75分です。ここ最近の自分が目指している長編のベストタイム。

コリッチからもえんぺからも見向きもされずシコシコ作ってる。
うーん、これいいと思うんだけどなぁ…だめなのかなぁ…。
柿喰う客を柿食う客とか間違って論たれてるし、あほだ。
いつだって自信はないけど、今回は、本当にもがいて作ったから多くの人に見てもらいたいと思っていたりもしている。

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現代演劇暴論12「舞台上で叫ぶということ」

最後の稽古オフを使って柿喰う客「傷は浅いぞ」を見に行った。
柿喰う客はその噂と元バームクーヘンの扇田氏が数度客演していることもあり見たいと思っていて今回が初見。
というのは嘘でmrs.fictionsの第二回公演の記録用(?)DVDにて短編作品は見ていた。
その作風に懐かしさと新しさと悔しさを感じた。80年代風の叫んで走って無駄に動く芝居と言えなくもないがやはりそれらとは確実に違う。
私はついこの前まで舞台上で叫ぶということに対して絶望的な気持ちになっていた。舞台上で叫ばれると一気に引いてしまうのだ。
しかし、自分で芝居を演出するとどうしても必要以上の声量を求める自分がいることに戸惑うこともあった。
一昔前の小劇場演劇では「テーマ」「哲学的な台詞」「感情的な台詞」「道徳的な台詞」「難解な台詞」「悲鳴」「雄叫び」が主に叫ばれていたように思う。しかし、私達は、少なくとも私は上記の様な内容を舞台上で叫ぶ演出を生理的に受け付けることができない。そのような感覚が多くの会話劇、口語劇を作ってきた。その結果、多くの芝居は静かになっていった。だがやはり、私達は知っているのである。大声を出す人間の面白さを。
舞台上で叫ぶことは恥ずかしい、しかし、舞台上で叫ぶことは面白いのである。
では問題は「何を叫ぶか」だと気づいたのはここ最近である。
「柿喰う客」は新しい叫びの方法を教えてくれた。
それはテキストのユニークさ、である。もしくは意味からの解放。ほぼ全編に台詞の意味を相殺するほどの無意味な擬音や、ギャグや、オマージュなどが一つの徹底したセンスによって編み込まれている。もしくはもうナンセンスそのものの場合もある。
注目すべきはその台詞の無意味さが「全編」に及ぶことだ。前半は無意味な叫びで楽しめたのに後半にやけに直接的な台詞になる芝居は多々ある。
無意味な部分が60%、70%、80%、と比率が上がることもある。しかしやはり最後は物語にとって重要な「テーマ」に近い雄叫びをあげる。
しかし、柿喰う客はそうではなかった。全編だった。全編そうだった。
いやむしろ後半に行けば行くほどその「無意味」さは増幅していった。
舞台上にはところ狭しと走り回り、大声で叫ぶ4人の若者がいた。
彼らを見て私は一人勝手な絶望に陥っていたことを恥じた。ここにもまた演劇と戦っている人間がいた。私よりももっと堂々とした戦い方で。

「14.√1.90」のアフタートークのゲストが決定しました。
前にも書いた通り、11/28は田上豊氏(田上パル)、11/29は篠田千明氏(小指値)。
そして未定だった11/27のゲストは柿喰う客の作・演出家 中屋敷法人氏です。

次は、また別の方法で舞台上での叫けびを教えてくれた、また自分がやりたいとい思っていたことをほぼすべてやられてしまったと思った田上パルとその作・演出家 田上豊氏について書きたいと思います。

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■ 「14.√1.90」稽古16・17・18・19・20・21・22日目

●11月13日(火)
一晩かけて泣きながら書くも思ったほどに進まず、ボロボロの体と心で王子小劇場へ折り込みに。
柿喰う客が仕込んでいる横でモーローと折り込み。
このときはまだアフタートークの件は決まっていなかったので特に挨拶もせず逃げ帰る。
山手線をぐるぐる周りながら仮眠をして稽古。
そうだ。この日はZuQnZと合同の稽古場だった。完全に壁で仕切ってたけど。
お互いがお互いの芝居を見る余裕もなく稽古にはげむ。
照明の森氏、星野氏、古川氏が来てたように思うが、台本の遅れが気まずく目を合わせられない。
●11月14日(水)
おぼえてない。
●11月16日(金)
おぼえてない。
●11月17日(土)
おぼえてない。が、このころから同居人のmrs.fictions主宰・今村氏とデニーズで缶詰合戦を始めたような記憶がある。
今村氏も次回の短編執筆に頭を悩ませていたので、互いに向かい合ってコーヒーを飲みながら執筆。
受験勉強もそうだったが、本当にやばいときは人と一緒にやるのはいい。
集中力が切れてウダウダしはじめるのはいつも自分が先だったが。
●11月18日(日)
「通し」を照明森氏、音響星野氏に見てもらう予定だったが、ラスト間際の台本が間に合ってなかった。
これはジャンピング土下座しかないかなと稽古場に行くと、今までのところを稽古する時間があるなら書いたほうが良いと役者の方々にほだされてまさかの稽古場で執筆。もともと終わりまではできてはいたのだが、穴だらけの凸凹台本を完成まで導く。
その間に役者の方々は小道具の作製をしてくれる。本当に申し訳ないと。
森氏&星野氏、到着直前に台本完成。近くのマンガ喫茶に印刷に向かう途中、森&星野氏に遭遇。
「台本が出来てないから逃げるところだったのに見つかってしまった」と言ったら腕をつかまれた。
台本コピーして稽古してごり押しで通し。1時間10分。
稽古後、やはり今村氏とデニーズへ。
構成を頭から見直し、プロット組み立て直す。というわけでまたもや台本の書き直し。
無理矢理終わらせた台本を滑らかに。しかし、無理からのエンディングは自分が何をしたかったのかをもう一度確認させてくれた。
●11月19日(月)
直した台本で稽古。良くなった、と思う。これで構成に関しては問題がなくなった、はず。
稽古後。役者さんから芝居と役柄についてのメールを受ける。もっともな内容。
1時間ほどかけて劇作家として、演出家としての自分の見解と指針を書いて送る。
●11月20日(火)
稽古途中、うまく流れなくなる。どのようにしたらいいのかわからなくなったが、やはり最近おぼえた演出術「無理に変えない」を実践。
問題の原因はその中枢にあるとは限らない。だからとりあえず問題を叩いて直そうとするのは最善の方法とは限らない。
思わぬ解決策があったりするのだ。いくつかの解決策を冷静に考え実践、問題は解決した。
それに加えてあるシーンの完成図がようやく見える。実り多い稽古だった。よかった。明日はズキュンズの初日だ。アフタートークもあるらしいけどよく知らない。

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■ 「14.√1.90」稽古12・13・14・15日目

●11月7日(水)
今まで出来てる分を洗いざらい通して稽古、そして次の日を自主連にしてもらう
●11月8日(木)
自主連にしてもらった
●11月9日(金)
稽古休み、台本のことにノイローゼになりながら乞局を見に行く。
ギャラリールデコ5F。どういう風に使ってるかよく観察。自分の公演のことばかり考えてしまうもけっこう堪能。
青年団同期の木引氏が頑張ってた。光ってた。若いのにえらいなぁ。あ、松井氏と辻氏も来てた。
あとくろさわせりっぽい人がいるなぁと思ってたらどうやら本人だったみたいだ。
というわけで「陰漏」。誰かこれを脱格、破格の系譜で論評してくれませんか。
例えばサイコロジカルとかアリスミラー城とかあとは水車館とかを引き合いに。ロートレック荘もいけるんじゃないか。
で、当日パンフレットに書いてあったからもう公表していいんだと思うんですけど、乞局の下西氏が劇王に参戦されます。
うわぁ。劇王の直後にはチェルフィッチュの新作出演が控えてるっていうのに下西氏ってばやべえ。
ちょっと前に「罠廻」の戯曲を読んでたのだがこれもおもしろかったなぁ。
●11月10日(土)
この日は実は黒川深雪氏の結婚パーティーだったのだ。
一応出席してました、でもテーブル席で台本を書いてました。
お酒は飲めないのでよく食べた。食べ過ぎて胃もたれした。
めちゃくちゃ幸せそうでなによりでした。あやかりたいぐらいでした。
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●11月11日(日)
復習と新しく書いたところの試し打ち。うーん。
●11月12日(月)
このところ毎日稽古場を間違えている。
30分ぐらい余計に歩いている。バカになってるとしか思えない。
もうこれはどうにもやるしかないと思い立って台本作業を急ピッチで進める。
5秒ごとにおもしれーorつまんねーメータの針がブンブン振れまくって、もうこの比喩もわけわかんない。
コーヒーガバガバ飲んで書いて、踊って書いて、歌って書いて、泣きながら書いて、朝になってこの日記の文章がバカ丸出しで泣けてくる。
でもまだ寝るわけにはいかないのでこれからどっかに行こう。

アフタートークのゲストが発表されてて、まだ決まってない?、いない?かもしれない回もあるんだけど、とりあえず決まってるのは田上パルの田上豊氏と小指値の篠田氏。このお二方は同年代で、作ってる作品が本当におもしろくて感動した人達です。
この人達の作品の何がどう素晴らしくてどう感動したのかは今度書きます。
詳しい日程などはtoi×ZUQNZのブログにアップされてます。

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■ 「14.√1.90」稽古9・10・11日目

11月4日(日)
ここらへんから稽古が楽しくなってきたような気がします。
11月5日(月)
色々、試してみながら稽古。ハイバイ岩井氏のブログにその場でどれが一番現実的かを考えるみたいなことが書いてあって丁度、今自分がもしかしたらそうしていけばいいのかもしれない、そうしていくしかないのかもしれないと思っていて大変、参考になって、また心強く思った。
11月6日(火)
事情により黒川深雪氏が欠席。できるところをできる範囲で稽古。自分の理想像が一番おもしろいわけじゃないんだよな。やっぱり意図が見えた瞬間におもしろくなくなる。だとしたらやはり、有効なのは、そういうことなのだろう。

というわけでやっぱりまぁ死んでました。
死んでた間によく聞いたのはキリンジの「今日も誰かの誕生日」。
あとは劇王のチラシ用に写真を撮りました。というか同居人のmrs.fictionsの今村氏に撮ってもらいました。
ほんとはこのブログのプロフィールにある赤ちゃんの写真を送ったのだけど、劇王本部からチャンピョンベルトを締めてる写真が欲しいというむちゃ振りがあったため急遽屋上で撮影。むちゃ振りに大いに応えて見る。

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あとは青年団若手自主公演西村企画「ライン」を観劇。ぜひ打ち上げに参加して色々話しを聞きたかった残念。

そのまま江古田まで歩いて、照明森氏の働くカフェへ。コーヒーを飲む。できてるまでの台本を渡す。
あとは現在までで決まっている舞台図の打ち合わせ。台本が遅れると役者はもちろんスタッフにまで迷惑が及ぶんだよな。土下座。
それにしても良い感じのお店だった。かわいかった。貸し切ってパーティーをしたら楽しかろう。早く雇ってくんねーかな。

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中野でmrs.fictionsの生駒氏に偶然出会う。えらく幸せそうだった。うらやましい。ちくしょー。
あ、あとは「ドドミノ」の冊子がついに完成です。ありがとうございます。

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