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現代演劇暴論14「『あゆみ』はいかにして作られるのか11」

タイムラインという言葉がある。「ライン=線」とは点と点の距離である。
つまり時間は距離によって表すことができる。
時計は針が進んだ距離で見えない時間を示している。
一定の速度で進む物体の時間は進んだ距離でわかる。昔習ったおはじきだ。
あゆみは舞台上を歩き続ける。
その方向を制御する。ある一定のルールで規定する。
すると舞台上に正の方向というものが自然に生まれる。反対側はもちろん負の方向だ。
さらには、その方向を歩き続ければ現在、走れば未来、戻れば過去というルールが自ずと出来上がる。
この効果を利用すれば物語の時間軸を操ることができる。
しかもタイムトラベル的なワープの感覚ではなく、タイムライン=道を行き戻りする感覚である。
この方法が与える印象は、多くのタイムトラベルが与えるパラレルワールド的な印象とは違うものだ。
過去も未来もそれほど遠い印象ではない。
それはかつて通った道であるし、これから通る道でしかないのだ。
参考資料、ケツメイシ「トレイン」。

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