■ 現代演劇暴論14「『あゆみ』はいかにして作られるのか5」
PVに歩きながら歌う映像が多いのはBPMに関係がある。
歩行に音楽のテンポを合わせればそれだけで楽曲とマッチした映像が出来上がるのだ。
その映像はダンスほど強い主張を持たずに潜在的に我々の音感を刺激することができる。
つまりダンスが「特権的肉体PV」であるとすれば、歩行は「現代肉体PV」なのである。
何を言ってるのか自分でもさっぱりである。
まぁ、決して真似できないダンスに魅了されることもあれば、誰でもできる歩行に手触りを感じることもあるということだ。
参考作品にYUKIの長い夢をリンクしようとしたのだけど思いっきりyoutubeから消されていた。
長い夢だけ。なんで。
というわけで、変更してHALFBY&groovisionsの一連のPVを一挙に紹介したい。
やけくそである。
音に合わせて動きたいという潜在的な欲求がくすぐられる感覚を感じていただけると思う。
groovisionsは音に合わせて歩く(移動する)というモチーフだけでこれだけのPVを作ってみせた。
架空の街、箱庭的おもしろさ、絵柄のポップさ、おもしろいキャラクターなど他の魅力的要素もあるが、
「歩く」という原点がなければこれだけの量産はできなかったはずである。
追記。
5個も動画にリンク張ったらくそ重くなってしまったのでとりあえず消しました。
上の動画から他のHALFBY&groovisions動画も見られます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント