□ 帰京後の観劇日記
酔っているらしいので簡潔に。
帰京し小指値の「霊感少女ヒドミ」の公開ゲネを観劇。
この作品はコリッチ、えんぺ等で絶賛されている。
しかし、少しばかり古くから小指値を知る人間として言いたい。
いやいや、本当の小指値はもっともっと面白いと。
まだ今回の「ヒドミ」はやりきれてなさがあると。
それでもそこらの演劇よりはよっぽどおもしろい。当たり前だ。小指値なんだから。
でも本作品よりかはmr.mrs.japaneseのほうが、R時のはなしのほうが、R時のはなしの全体通しの方がよっぽど格が上だと思う。
本日、より古くから小指値を知る家主・今村氏が同じ感想だと知って確信を持った。
この状況に半ば気づいてるからこそ小指値は改名&軌道修正をするのではないかと思う。
それを頼もしいと思う反面恐ろしいと思う。やっぱり彼らは化け物だと思う。
今村氏の「バンドの一番売れる曲っていう感じ」という感想がとてもしっくりきたのだった。
青年団若手公演の革命日記を見た。通しも見ているのだがまずその通しが素晴らしすぎた。
故にこれを役者の能力で超えることは至難の技だと思っていた。
しかし、今日見た本番はかつての通しを超える出来だった。
まさかこの作品で涙を流すとは思わなかった。
中村真生氏と鄭亜美氏が正面切ってぶつかり合うシーンだ。
キレイに落ちる涙ではなく眼球を搾り取るような涙が浮かび、落ちた。
この作品が内包するテーマ・ストーリー・プロットは、青年団に入って一年未満であるという色んな意味での「若者」達が演じるという偶然(?)によって傑作に昇華したと思う。
偶然(?)、としたのは半ば平田オリザ氏の計算があったような気がするし演じている彼らにもその自覚があるような気がするからだ。
まぶしさに目を背けたくなるほど、この作品は今、最も輝いてる。
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コメント
>本当の小指値はもっともっと面白い
初日を観た僕ですが、実は同じ感想でした。しのだには内緒ですがね。
後で語り合いましょう。ききき…
投稿: やしき | 2008/02/12 17:08
なんだっつんだよー勝手なこと言いやがってー
今週土曜日うちでパーティーやっから二人ともおいで
作家に面と向かって言えない感想は感想とはみとめないぜー
その先が見たいなら直接言ったほうが早いぞ
投稿: しのだ | 2008/02/14 22:08
お二人の抗争に僕を巻き込まないでください。
パーティーには行きたいです。
投稿: 48 | 2008/02/15 03:41
なかよしねー。
投稿: ずきゅんず | 2008/02/16 09:36