■ 「御前会議」稽古12日目
五反田団「偉大な生活の冒険」を観劇。
小説の方はあれはものすごく大ざっぱに言うと絶望を書いているのかと思ったのだけど…。
希望と絶望の両方を、どちらかというと希望を描いているのかなとこれを見て思う。
できればもう一回。
しかし投影しやすくて困る芝居だ。
で、その後稽古。
この日で課題曲シリーズが一応終了。
男女分けての「グレートアマチュアリズム」発表。
まずはお手本としてKING OF STAGE vol.5@日比谷野音の「グレアマ」を見てもらう。
どうすればかっこよく聞こえるか、どうすればラップで人々の心をロックできるか。
そして何より大事なのはビートを一つたりとも見失わないこと。
ポイントポイントでくさびのように言葉を打ち込むこと。
写真はチームごとに作戦を練る人々。
どこで重ねて言うか、
声に高低差をつける、
歌詞カードにない合いの手の確認、
などなどやるべきことはたくさんあって。
かつて木曽川の片田舎のカラオケボックスで私が友人達としたあの打ち合わせが今日ここで自然発生している。
一方が発表している間はもう一方はオーディエンスを担う。
みんな素晴らしい発表だった。
正直、感動した。
ラップのラの字も知らなかったみんなが私をロックしたのだ。
まさにグレートアマチュアリズムの体現。
芝居としては昨日にアタマ〜中盤、今日で中盤〜ラストにかけて通してやってみる。
流れをつかんでもらうためにお試し。なんとなく全体の流れはつかめたのではないだろうか。
しかしここにミュージカル要素が入ってくるわけで。最終像はまだ頭の中。
明日、明後日が稽古休みということもありみんなで軽くアルコール摂取。
明朝7時に飛行機に乗って宮崎に行かねばならない畑中さんと三時ごろまで。
記憶寸断。
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