□ 名古屋ワークショップまとめ2
初日はA、Bチームともにイメージの共有からはじめました。
架空のキャッチボールから架空の縄跳びの一連の流れ。
で、ここでもう台本を渡す。意識の分散とかコンテクストとかはとりあえずぶっ飛ばし。
今回はとにかく対話の基礎とイメージの共有をとことんやる三日間でした。
戯曲は「隣にいても一人」。Aチームは1場。Bチームは2場。
別に9月に七ツ寺で三重編がやるからその宣伝ってわけではないです。いやちょっとは思ったけど。
今回のワークショップを考えているときに一番都合の良い戯曲だったので。
1日目は目標の半分までを譜割りをする。
はい。でました。譜割り。僕の芝居だと良く出てくる言葉ですが。
Aチームは一つの役を複数の人間でリレーしながら演じました。まさにリレーにおけるバトンみたいな感覚です。
ルールは明快で舞台上の登場退場ごとに人が変わる。
Bチームは一つの役をほぼ全員で立ち上げました。
全てのセリフを均等に割り振って、舞台外からみんなで言葉を発することで誰でもない透明人間みたいなイメージの人物を舞台上に出現させようとする試みです。
ここだけ書いてもさっぱりですね。
文字で書くには限界があるので備忘録として割り切りましょう。
参加者も最初はポカンとしておりましたが。
とりあえず両チームとも初日にシーンの半分まではセリフを振り分け終了。
二日目は個々にワークショップなどを取り入れながら稽古&残り半分を分配。
5時間ずつの稽古だったので私は10時間稽古。
へばっちゃうかと思ったけど、でも全然楽しくてあっという間でした。
久しぶりにずっぽり稽古した感触だったなー。
両チームとも厳しいお願いでしたがセリフは基本、暗記してもらうようにお願い。
いや現代劇(僕の芝居?)はセリフを暗記してからやっとはじまるものなので…。
ここだけはしんどかったかなすいませんでした。
あとはお得意のねちっこい稽古。
とことん細かく。と言ってもタイムリミットがあるので様子を見ながら。
大切なのは自分の好き勝手に演技をすることではなく全体を意識しながら舞台を立体化しようとすること。
で、3日目は交互に1時間ずつ稽古して発表会をしたのでした。つづく。
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