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□ 昏睡と少年王者館を観劇しました

アトリエ春風舎にて「昏睡」を観劇。まずは役者さんに拍手。兵藤さんがとても素敵だった。怖さもおかしさも美しさもあって。作品は神里くんがとても真摯に作った感じがしてよかった。神里くんのような舞台は作れないなぁって見ながらいつも考える。どうやったら空間も人間もあんな張りつめたり、エネルギーっていうか圧力みたいなの出せるんだろうか。初日に作品の誕生を祝うっていう話はちょっとグッとくる。この企画の、最小チーム感っていうかフットワーク軽めのフレシキブルな創作スタイルは、たぶん打ち上げでの雰囲気もあったと思うのだけどいいなって思った。

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そしてスズナリにて少年王者館「夢+夜」を見る。久しぶりの生王者館。天野さんの新作としても3年ぶりだそうで。
これがもうハマった。大ヒット。可能であればもう一度、見たい。なんかもう単純に大好きだ。今まで見た王者館の作品でもナンバーワンでした。
出だしから1時間ずっとクライマックス。もうノックアウト。演出はいつもの王者館王道スタイルなんだけど、でも新鮮で刺激的で、そーだったここまで構築できるのだ、ここまで突き詰められるのだ、時間もタイミングも光も音も人間の積み重ねでここまでできるのだと、あらためてショックを受けた。
高校生のときに「くだんの件」を見たときの感覚と同じになった気がする。タイムスリップしたかのよう。
このあいだの「true」よりも単純な機材を使ってるはずなのによりテクノロジカルで美しく僕が感じるのはこの時間空間音光の操作があまりにも緻密でそこに逆に人間や集団の技術を感じてうれしくなってしまうんじゃないかな。

池田遼さんと黒宮万里さんがとても素晴らしかった。あのような展開は、王者館の芝居としてはとても新鮮で二人の会話だけでもうわくわくしてうれしくなってせつなくなって。
何を書いてもネタバレになって、何を書いても絶対に見ないとわからないから、どこまで書いていいのかアレだけど、クリームソーダと後半でもう一度、二人きりで行われるシーンが本当に美しくて、素晴らしかった。時間が止まって、巻き戻って、進んで、スクラッチして、ループして、狂って、ねじれる。あーどーやったらあんな舞台、戯曲、作品を作れるんだろう!

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