■ 「わが星」稽古21〜26日目

・9月23日（水）
今日も昼夜稽古、のはずが台本が進まず自主連にしてもらって唸る…。しかしいくら唸っても台本すすまず6時にあきらめ稽古場へ。そうすると役者さん達ができてるところまで通してくれててちょっと感動する。ついに台本の進行を役者さん達の稽古が追い越すときが来たのだ。実は、この事態が起こることはかなり前から予感していた…。そのための自主連重視型稽古への移行だったのです…。45分か。そうか。で、できたぶん4ページだけ渡して稽古。楽しげだがこの先のことを考えると胃が痛くなってくる。おとなしく帰る。老人ウィークだと思ってたシルバーウィークも今日でおしまい。吉祥寺の駅前も落ち着いたものだった。帰ると高校の先輩と大学の後輩から別々にメールがある。二人ともすごく久しぶり。ていうかもう何年ぶりだよって感じ。えんぶとかチラシとか見てくれたらしい。うれしかった。こーゆー偶然もあるもんなんですね。

・9月24日（木）
さめちゃんとイトキンくんが稽古見学に来てくれる。できてるところまでを流す。45分。途中から野村さんも合流。このときのオープニングが最悪。バラバラ。私も。みんな緊張に負けすぎ。私も。色んな人に稽古見学に来てもらおうってみんなで話す。駅で大ちゃんと合流してそのままスタッフ会議へ。色んな事をいよいよ決めていかないといけない時期。

・9月25日（金）
まったく記憶も記録もない。稽古していたことだけは確かだ。

・9月26日（土）
稽古場に行って台本を書かせてもらう。公園では子供と親が遊んでいた。平和だ。音響を手伝ってくれるいけだのぶくん＆アネット長谷川さん＆クチロロ三浦さん＆堂前さんが見学に来てくれる。なんともすごいことになる。

・9月27日（日）
朝6時頃から起きて粘るもまずまず。稽古場へ三鷹国際フェスをやっていた。自主連と戯曲執筆と稽古を平行して。みんなヘロヘロ。夜に内山さんが来てくれた気がする。

・9月28日（月）
音響補佐のいけだのぶくんが来てくれる。三浦さんがミキサーとエフェクター？を持ってきてくれる。なんと貸していただけるのだ。新しい武器を手に入れたみたいでテンションが上がる。いじくり倒したりして。帰り道すがらクチロロニューアルバムの話など。いやマジで素晴らしいっす。名を汚さぬ作品にしなければだ。

ビックリするぐらいゆっくりと作品はできている。間に合うかどうかが勝負所。でもやばい。稽古場で流れる時間の早さがやばい。２ページを延々、練習し続けてまだできてないとか余裕。ラップはだいぶ落ち着いて、ソロ曲が徐々に終わりつつある。ハイパーモードも折り返し地点。あとはどう終わらせるかだ。こんなの読んでもなにがなにやらさっぱりだろう。
台本もどうしてもちょっとづつしか進まず。勢いで書けないのがつらい。夜はちゃんと寝ている。朝と昼に唸っている。
稽古は楽しい。みんなは必死だ。もう何も言わずに黙々と自主連をしている。もはや僕がいなくてもいいみたいで、誰も僕とちゃんと話してくれない。

でもとてもワクワクしながら作っている。帰りの電車でちゃんこじゅんとどうなるのかねーって話ながら帰るのが楽しい。きっと（今の状況はかなりギリギリなのだが）とんでもないの作ってる感じがしてるからだろう。色んな人に見てもらいたいと思う。音楽が好きな人、ラップが好きな人、嫌いな人、演劇が好きな人、嫌いな人、団地に住んでた人。家族と住んでた人、地球に住んでた人。
稽古場見学も大歓迎です。メールをくれたらいいと思う。