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2009年12月の19件の記事

「いわきのあゆみ」お知らせ(この記事はしばらくtopにあります)

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福島県いわき総合高等学校 総合学科 第7期生 アトリエ公演
「いわきのあゆみ」

作・演出:柴幸男
出演:いわきの高校生
2010.1.10-11@いわき総合高等学校 演劇練習室[3F]

福島県いわきの高校生8人と10月からすこしずつ稽古して作った「いわきのあゆみ」です。作ったというか、現在もっか稽古中なんですが。みんな恋や部活やインフルエンザと戦いながら練習してます。いわきはおいしい魚と温泉のある素敵な町でした。いわきの、いわきの高校生による、いわきでしかできない「あゆみ」。お楽しみに。

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■ 「反復かつ連続」@ラフォーレ原宿 公演終了!

HPP 、無事終了しました。ご来場いただいたみなさまありがとうございました。ご来場いただけなかったみなさまもありがとうございました。いつも誰かにもたれかかって生きてます。

いやー、面白かったです。2日間なのがもったいない。もうちょっとやりたいです。2日目にしてなんとかラフォーレと仲良くなりはじめたので残念。でもすごく刺激を受けた。みんなすごかったっす。でも出発点が同じかもって感じるところもあって。それが結果として音楽や演劇やインスタレーションになるのがとても不思議で、ちょっと嬉しい。うん。

実は最終日の昼公演と夜公演のカノンは、クチロロ三浦さんによるremixとなっていました!初日は間に合いませんでしたごめんなさい(笑)お母さんのときから流れまして、結構アグレッシブ(?)なので芝居と重なるとどうかなと思ったのですが、今回は他の方々がもっとアグレッシブなのでむしろしっくりきました。昼公演はほとんどぶっつけだったので、ちょっと音量調整など上手くいかなかったのですが(しかし、芝居は一番よかった)、夜は新しいカノンがバッチリはまりました。かっこよかたなー。こーやってどんどん変化させていくのも今回の現場ならではでしょう。初日はだいぶ僕もぶーちゃんも緊張しててあれでしたが、2日目は緊張もほぐれてお客さんともだいぶ仲良くなれました。最後のお客さんは暖かかった…。芝居をあまり見ないという方に喜んでもらえると嬉しいですね。ていうか音響操作はこの一年世話になりっぱなしだった星野大輔氏。ほとんど、ていうか結局全部のオペをやってもらってしまった自分でやってたら無理でした。ありがとー!

もうオープンリールアンサンブルはみんな好きになっちゃうでしょう。実作者の和田くんが一番楽しそうにしてるのがとても素敵。見てたら、みんなも自然と楽しくなってしまう。あと山崎広太さんに見入ってしまった。舞踏というか、ダンスというか不勉強ながらわからないのですけど。音や体が変化するタイミングが完全にツボで。本当にずっと目が離せなかった。普段、ちょっとダンスに苦手意識がある自分が夢中になっているのに驚き。黒田さんもかっこよかった!登場と初動が本当にかっこいい。終演後はすごく素敵な方で、そのギャップにもちょっとくらっときてしまいました。テレビで見てたはむつんさん、トーチカさんを生で見れたり。いや、みなさんおもしろかったです。うん、お腹いっぱいイベントでしたね。

内山ちゃんもみんなに仲良くしてもらったみたいでよかった。ていうか、今回ほとんどのチームが考案者=出演者だったりするので、楽屋にいても誰?スタッフさん?って感じでちょっと居場所がなく、劇作家とか、演出家とかってなんだろうとかってちょっと考えちゃいました…。いや、だってダンサーさんとか、自分で考えて自分で踊るわけですよね。椅子に座ってぶーちゃんがやってるのを見てることにちょっと罪悪感を抱きつつ、いやなんでだよって思ったり。まぁ、自分でやることはないですが、この件はまたちょっと。

しかし、いい経験させていただきました。初めて見ていただけたみなさま、以後お見知りおきをしていただけるとうれしいです。

さて明日から28日までいわきに滞在します。この5日間が勝負。
台本はクライマックス前まで進みました。あとは配役が間に合うかどうか。
さぁいわきのあゆみ達よ、がんばるぞー。
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□ 弘前中央高校の「あゆみ」はその後、

こんなことになりました。おめでとーございます!

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■ 「反復かつ連続」小屋入り@ラフォーレ原宿

・12月21日(月)
15時に原宿へ。ぶーちゃんは14時入り。あきらかに早すぎる小屋入りにスタッフの方が戸惑う。まぁ演劇人は貧乏性なので小屋を借りてるあいだは小屋にいないと落ち着かないのだ。で、無駄な体力を失っていく。まぁ、今日は場所慣れも合わせてうろうろしてたらよかろう。ラフォーレミュージアム入り口にHPPのなんか格好良いディスプレイがあってテンションがあがる。こーゆーの好きなんですよ。
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星野の大ちゃんも助っ人で来てくれる。助っ人どころか完全にお願いしそう…。てなわけで、17時45分から1時間半の場当たり。音のことはもう大ちゃんにおまかせ。原宿プレビューといわきでの通しを経験したおかげで、新しい場所で1時間で設定するのにも慣れました。やってよかったなぁ。しかも原宿の舞台は非常にオーソドックスになっていて、音といい、舞台といい、長久手を思い出させる。ぶーちゃんもそう言ってました。
なんとか時間内に1回、通す。よしよし。終了。明日はゲネもなく、本番のみ。だいじょうぶかー。ぶーちゃんがんばれ。次のチームにのぶくんがお手伝いで入ってた。やった身内が増えた。安心。
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というわけで本日22日19時30分より本番です。よろしくお願いしまーす。
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■ 「反復」&「いわきのあゆみ」ダブル稽古(反復6・7/いわきのあゆみ8)

・12月19日(土)
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青森空港がまさかの豪雪でもしや帰れないかと思ったけど、なんとか1時間遅れで帰京。東京は晴れでした。あったかい。そのまま小竹向原に行き「反復」稽古。そこそこ真面目に稽古してから内山さんとともにいわきへ。たわむれに池袋でぶーちゃんを撹乱してたらまききってしまう。のろまなやつめ。ATMでお金をおろしたりするも電話もならないのでどこ行ったんだと電話すると先に山手線に乗っていきやがった。あのやろう…。
そんなこんなでスーパーひたちでいわきへ。チェックインして石井先生&ヤッシー先生と一緒に晩御飯をいただく。いわやに行きたかったけど忘年会シーズンの土曜日で予約取れず残念…。でも前から言っていたお店にいけた。白子ポン酢&白子の天ぷらがおいしかった。明日、いわきのみんなに「反復」見てもらおうと思ってるんですよねーと軽く言うと、まさか通しが見られるとは思ってませんでしたと石井先生たちが演劇部の全員に招集メールを送り始める。いや、そんな大したことじゃなんですけど…、と焦るわれわれ。オオゴトになってしまった。緊張して就寝。

・12月20日(日)
早起きして作業するつもりもちょい寝坊…。しまった…。朝9時、石井先生に迎えに来てもらい恒例のマルトでお買い物。いつも通りお寿司購入。
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もえがインフルけろちゃんも怪しい発熱でおやすみ。まぁしょうがないと稽古開始。まずは挨拶。やっぱりこれ楽しい。ないとものたりなくなってきたもんな。次にラップアップ。内山さんにも昨日言って作ってもらったのだ。けっこうよくできてた。みんなのも力が入ってて盛り上がる。とのもだいぶ崩し方がわかってきた。よしよし。そんなわけでみなで自己紹介。内山さんのあだ名はもちろんぶーちゃん。一緒に混じってもらって歩きアップ。今日は名前を呼んで御指名歩き。チーム感と緊張感を持ってもらうためだ。ここから加速するよ。みんなついてきてー。そしたらすぐにみんな緊張感を持ってくれて上手くなった。意識も上がる。やっぱ早いなー。うん。だいじょうぶいるメンバーで出来るシーンをやってみる。自主練の成果もあって、だいぶ自由になってきた。でももっとできるな。もっとコントロールできるし楽しめる。あー早く24日にならないだろうか。

お昼を食べてから「反復」の確認。30分ほど場所にあわせて稽古。そしたら演劇部や系列やらのみんなが集まってきた。アリオスの今尾さんも来てくれた。うわー。だって高校生の貴重な日曜日だぜ。学校に来てもらってんだぜ。デートにバイトに勉強に高校生は忙しいのだ。きっと。緊張する。がんばってくれー。日差しが素敵な感じになった14時に開演。東京から来たフランケンズの斎藤淳子さんですとみんなに紹介。

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「反復かつ連続」上演。スピーカーチェックは完璧。内山さんのズボンのボタンがはじけ飛ぶも(なんでだよ…)すぐにフォロー。みんなの反応最高。ちょーうれしい。西日が朝日に見えてくる。日差しを使った演出大成功。ってなわけであっという間の20分終了。
なんとなくアフタートークぽくしゃべってたら石井先生のはからいでみんなの感想を聞かせてもらったり。すごく素直な感想に、再再演ということで完全にモチベーションを失いかけてた二人喜ぶ。やっぱり未知のお客さんに見てもらって楽しんでもらうのが一番うれしいかも。ある子の感想にもらい泣きしそうになったり。本編の2倍ぐらいあーでもないこーでもないと話して終了。みんな忙しいところありがとうございました。みんなのおかげでおじさんとおばさんはやる気が出ました。演劇のよろこびを感じたなぁ。最後にまだ挑戦中の余興を一瞬やっておしまい。これ完成する日はあるのだろうか。
あと1時間半「いわきのあゆみ」稽古。今日は2名欠場するも充実した稽古だった。気持ちが引き締まったね。よし、がんばるぞー。

その後、今尾さんも交えてお茶を飲みながら話す。楽しくて話しすぎて温泉に入る時間がなくなってしまった…。まぁ、いいか。湯本からスーパーひたちに乗り東京へ帰る。明日はラフォーレ小屋入りである。さーてどうなるか。

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ままごと出演者ワークショップ&オーディション参加者のみなさまへ

12月21日、午前10時を持ちましてワークショップに参加いただいた皆様にメールにて結果をお送りさせていただきました。
ままごとからのメールが届いてないという方は、大変恐縮ですが下記のメールアドレスまでお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。
なにとぞよろしくお願い致します。

ままごと 柴幸男
cassetteconte@gmail.com

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□ 弘前中央高校「あゆみ」観劇

・12月18日(金)
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快晴。朝起きて羽田空港へ。青森空港行きの飛行機に乗る。機長から「青森が雪なので最悪、東京に引き返します」と脅される。ひえー。しかし飛行機は怖い。慣れない。もっと揺れないように進化できないものか。何度か死を覚悟する。手が汗でびしょびしょ。別に普通だったんですけどね…。でもやっぱり空港が雪で除雪作業するからって、30分ぐらい空で待たされる。外を見てると怖くなるので、ままよ!と落語を聞いていたら着陸。本当に一面、雪だった。びびる。
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バスで弘前市へ。iPodの中身を冬&雪仕様にする。弘前駅からさらにバスで弘前城へ。ずっと雪。今冬の初雪。テンションが上がってしまう。サラサラで東京の雪とはぜんぜん違う。思わず触ってしまう。気持ちいいが手が冷たい。当たり前だ。雪の弘前城は真白で、誰もいなくて夢みたいだった。 そんな中を抜けて、弘前市民会館到着。
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本当は一校前に着いて観劇しようと思ってたのだけど、間に合わず残念。いや弘前中央に間に合っただけで万々歳だ。あまりにお腹がペコペコだったので喫茶コーナーでおにぎりとコーヒーを慌てていただき、客席へ。でけー。キャパ1300人である。だいじょうぶか。自分の高校時代を思い出したり、なんかいろいろ考えたりして緊張してくる。どうか上手くいきますように。 前から4列目ぐらいにかばんを置いておいたら、いつのまにか前席に女子高生一団が、うわー反応をうかがってしまうじゃないか…とか思ってたら1ベル。開演。

こんなにも色んな視点で芝居を見たのは、はじめて。観客として、作家として、アゴラを思い出して、夏の弘前を思い出して、「いわきのあゆみ」を考えながら、これからの「あゆみ」を考えながら。笑いのシーンが近づいてきたらひやひや。新しいシーンはわくわく。
でも一番よく見たのは、芝居もだけど、その横で、その奥で待っている全員の姿。その姿で彼女たちがどれだけ稽古したのかがわかる。あゆみを経験したものならわかってしまう。誰も集中を切らさず、常に先のことを考えながら、全体を見てる。自分のことだけ考えてる人は誰もいない。ある子が芝居からいっさい目を離さずサッと自分の制服を直した姿が、脳裏に焼き付いてはなれない。思わず背筋を正す。ここまで意識を高めるのがどれほど大変か。もう、上演が素晴らしいとか、よくやったとかいうレベルじゃなくて、脅威に感じた。負けていられないと思った。かつてのあゆみ達も、もし見ていたら、「やばい」って思ったんじゃないかな。みんなにも見せたかったなー。今度、会ったときに存分に語ろう。

終演。一度足りとも途切れることなく「あゆみ」がつながっていた。完璧だった。でも、たぶん彼女たちや畑澤さん的にはきっといろんなミスがあったのだろうな。観客は誰も気がつかないようなミスが。次はより上手くやりたいと思うだろう。それがあるからきっともっと向上するだろう。恐ろしい。上演終了後の会場のどよめきがうれしかった。静まり返っていた劇場が一気に饒舌になる瞬間。もちろん畑澤さんと彼女達の功績。でも本当にたくさんの女子高生や、男子高生(!)も、泣いてたり、興奮している姿があって、僕がひとりでやっていてもおそらく出会うことがなかったであろう観客達と「あゆみ」が出会えたのだと思うと、喜びがこみ上げてきた。なるほど。これが劇作家の喜びか。人に上演してもらう喜び。はじめて感じた、新しい形の幸福でした。

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上演終了直後のみんなとあいさつ。みんな泣いてる。かなわないよなー。大人は本番が終わっても泣けないもん。甲子園とプロ野球か。前田さんうまいこと言ったなぁ。そんな彼女らにべらべら喋れるほど僕も大人じゃない。いや、みんなすごいよ。尊敬するよ。畑澤さんもすごい。あゆみを普通にやってもこの大きさのホールじゃ伝わらないだろう、それをきっちり作り上げてた。さらに、やっぱ、高校演劇のエキスパートだと思った。でも、どれだけ稽古したかはちゃんとわかりました素晴らしい作品にしてくれてみなさんありがとう、と伝えることはできた。

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ホテルに戻り、工藤千夏さん林さん講評会終わりで合流した畑澤さんと飲む。あゆみについて語りまくる。四色、わが星も飛び出して。林さんが長久手アゴラトラムと見ているが、今日が一番感動したと言われ、うんうんと納得する、と同時に、嬉しく思う、と同時に、やっぱりくやしい(笑)。いやいやでも今日のは特別だぜ。誰もかなわないぜ。あ、目黒のあゆみは見てないのか。目黒の2回目の発表もやばかったもんな。あれもミラクル起こってた。しかし、林さんあゆみ見すぎである。そんな人、他に誰もいない。

自分で見てて気がついたのは、繰り返されるデパート。あれが一番、描きたかったことなんだってはじめてちゃんとわかった気がします。まぁ、そこもだし、もう全編ぐっときてたんだけど。でも、静岡版転校生を見て自分が泣いたら洒落にならんだろうとぐっとこらえたという親方の言葉がふいに脳裏をよぎり、こらえました。

畑澤聖悟さん、弘前中央高校演劇部のみなさん。
すばらしい作品にしていただいて本当にありがとうございます。
みなさんの手によって弘前のあゆみが生まれました。
びっくりしてしまうぐらい立派で、美しいあゆみでした。
みんなのなかにもそれぞれのあゆみがいると思います。
末永く、仲良くしてあげてください。

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ってなことを吹雪で一時間遅れてる飛行機の中で書いていた。東京は快晴。まるで本当に夢をみてたかのような体験だったなぁ。さぁ「反復かつ連続」と「いわきのあゆみ」だ。どっちも負けてらんねーぞー。

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□ 早稲田潜入&ENBU授業

・12月17日(木)
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佐々木敦さんの講義に三浦さんがゲストで登場すると聞き、早稲田潜入。
昔、働いてたのはいつのことだろう。懐かしの早稲田キャンパスはこの日も賑わっていた。えらい大きな教室だった。
大学時代を思い出す。生徒たちの授業態度も非常に大学生らしい散漫な感じ(笑)。クチロロも佐々木敦も知らないでいる人とかいるんだろうなー。無様な醜態をさらしつつ終了。授業打上に参加する。環ROY氏も来てて話したり。
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途中で抜けて、中野坂上へ。ENBU授業。
まさかの新キャラクター登場にみんなのテンションも若干あがってる感じがした。でもうれしい。ままごとWSの内容をENBUでもやってみる。面白かったので。全役覚えて、向きを変えたり、役をもらいにいったり、いただきますのカットインしたり、ラストは音にあわせて、最後までいけたら終了という逆パターン。おもしろかったな。惜しい回がいくつか。でもみんなの演技がじっくり見れてよかった。新キャラも登場したので、おとなしく帰るつもりだったのだけどちょっとだけみんなで飲みに。この座組の飲みはくだらなくて非常に良い。
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■ 反復稽古5日目&いわき稽古7日目&公開リハーサル!

・12月14日(月)
朝、横浜へ。まさかの京成線列車不良。おろされる。1時間遅れで横浜へ。疲れた…。てか行きなれたせいかもはやいわきの方が横浜より近く感じる。
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神奈川のホールを見学させてもらい、象の鼻テラスでお茶を飲みアゴラへ。
まさかの「サンタクロース会議」観劇。飛び込ませていただきありがとうございました。昨年に引き続き見られないと思ってたからよかった…。親分の子供への努力が垣間見れて面白い。で、偶然にも同じ回を見ていた中屋敷くんと話しながら渋谷へ歩く。相変わらず変わらないなこの人は。いや、尊敬してます。スポーツ演劇を東京不在で見られないのが残念です。悔しい。でアトリエ春風舎へ行って「反復」稽古。でも頭の中はままごとWSオーディションの結果について。稽古に飽きて寝っ転がってたら、「F」 の方々が小道具を持ってきて気まずかった。
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なんで松屋のトイレのフタを閉めるとCo2削減になるんだろう…。


・12月15日(火)
「いわきのあゆみ」、自主練をしててくれたらしく演技が微妙に上手くなってた!この微妙加減が高校生らしく、でも確実に向上してて、微笑ましい。。本の喜びパスを作ることができた。しかしゆっくりとしか進まない。台本もちょっと悩み中。だんだん焦ってきた。今年のクリスマスから年末が勝負だぞ。みんながんばるぞ。東京に帰りたくなーいとまたもや思う。
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・12月16日(水)
14時「田園に死す」@スズナリを観劇。
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オープニングとラストの演出がイっちゃってる。しびれる。ただ最前列の桟敷で見たので、お尻痛い痛い。桟敷お尻痛い病だということを忘れてた。前に桟敷で芝居を見たのはいつのことだったか。

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18時、サンシャインスタジオ原宿に到着。20時からの「反復」公開リハーサルに向けてのリハーサル。誰が来てくれるのだろうかと考えながら。とりあえず通しをやることは決まっているので、どうやってこのお店で反復るのか試行錯誤&音量調整。20時のオープン前からちらほらとお客さんが来てくれる。稽古しながら「椅子の上」案から「お店全体」案へと変更。キッチンにも入らせてもらったりお店の方に感謝。どかちゃかやらせてもらった。解説など交えつつ、演劇の稽古をす。

ありがたいことで21時には満席に。立ち見のお客さんも。で、通す。ふたりともけっこう緊張してた(笑)。1時間で場所設定を変えた割には上手くいった。でも成長&演じ分けがうまいこといかず。そんなダメ出しをしてからトーク。30分ぐらい話して終了。お客さんも交えてざっくばらんに雑談。内山さんもお客さんに話しかけられてうれしそうであった。演劇を初めて見る、とか、めったに見ないなんて人もいて、良い感想をもらってうれしく思う。みなさん原宿までありがとうございました。よろしければ来週の本番も。まぁ、今日とあんまり変わりませんが。二度も公演の機会をいただけてcinra様もありがとうございました。しかし、きっつい演出家だと思われてしまっただろうなぁ。もっと優しくやればよかった…。
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□ ままごとWSオーディション終了

12日と13日は王子小劇場のスタジオを借りてワークショップオーディションをしました。昼の部、夜の部、それぞれ4時間ずつ。わりとたっぷりできて楽しかったです。もうこれはほとんど稽古です、なんて最初に説明してたのですが、本当にいつもの稽古場状態(柴がひとりで興奮してて周りポカーン)とかあったり、10人のチーム感がとても良くて思わず次の稽古はいつにしましょうかと言いたくなってしまうこともあったり。シゲさんみかんも好評。あとガラス張りの王子スタジオも楽しかったな。関係ない人(犬)がのぞいてチラシを持ってってくれるのはうれしい。

今まで舞台で見てた人の意外な一面を知れたり、まったく知らない人がとても魅力的だったり。本当は4時間でも足りないぐらいだし、会えなかったもっと多くの人ともぜひ直接会ってみたかった(そして稽古してみたかった)と思いました。みなさん本当にありがとうございました。たくさんの人々が有機的にからまって出来上がった「わが星」が終わって、次はどうやって新作を作ろうと途方にくれていましたが、たくさんの素敵な人達と出会ってまた動き出すことができそうです。

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王子で餅つき大会やってました。

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■ 「いわきのあゆみ」稽古6日目&「反復かつ連続」稽古4日目

・12月10日(木)
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昨日はいわきに滞在し、勝手に一日OFFにして散歩したり本屋にいったりして過ごした。で、10日。気持ちの良い青空。前に振り分けたシーンを細かく稽古。あっという間に終わる。あとは…おぼえてない…。みんな相変わらずだったのだろう。あ、ケロちゃんコメントありがとー。石井先生とお蕎麦食べて、さはこの湯に入って帰りました。いわきにずっといたい…。
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・12月11日(金)
雨。心が折れそうになるも、気力を振り絞って大谷口へ。東京寒い…いわきに帰りたい…。おしるこを食べたりしながらごまかす。いやだいやだと思いつつ割と真面目に稽古した。あたまから返し続けてたら、まさかのシゲさんが機材を返しに来てくれる。すんません。みかんを箱いっぱいいただく。ありがとうございます!このみかんは土日に行われたままごとWSAで参加者全員に振舞いました。小ぶりで甘くておいしかったー。稽古が終わり、バスで池袋へ。たしか…と思いF/Tドームを覗くとfaifaiゴリラ×岡田さんの公開稽古がちょうど終わって記念撮影してるところだった。なぜか混じって写ったり。見に来ていた野村さんと池袋の台湾料理屋で1時間ほど話す。新作の構想など。こーゆーときのでまかせが後に生きてくるから面白い。
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お知らせ

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MAGNETICS @ SunshineStudio,HARAJUKU,TOKYO
CINRA Presents 『柴幸男(ままごと)公開リハーサル&トーク』
12月16日(水)20時よりサンシャインスタジオ原宿にて「反復かつ連続」公開リハーサル&トークショーを行います。
一週間後にHARAJUKU PERFORMANCE +2009での本番を迎えた「反復」を、解説を交えて公開稽古しようと思います。素敵なカフェ(ラフォーレのすぐ近く!)なのでお茶やお酒なんか飲みながら気楽に見ていただければと思います。思えば「反復」は07年1月にcinraのイベントで初上演されました。あのときは恵比寿のカフェでしたね。あれから約2年、もう一度こうやってカフェで公開できるのは感慨深いです。そんな昔話をするかどうかはわかりませんが、お近くの方はぜひ。あ、半径1kmに自宅か職場がある人は無料だそうですー。ちなみにcinraにて掲載されたイベント詳細はこちら。


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HARAJUKU PERFORMANCE +(PLUS)鼎談
同じくcinraさんにてプロデューサーの小沢康夫氏、Open Reel Ensembleの和田永氏との鼎談が掲載されました。和田さんとはこのとき初対面だったのですが、あまりに気さくな人柄に一気に大ファンになってしまいました。これで22才だっていうんだから、もう嫉妬するのもバカらしいです。才能ある人には歯向かいません…。素晴らしいOpen Reel Ensembleの作品の映像なんかもリンクされてますのでぜひー。


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□□□ 「everyday is a symphony」について

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思えば2月のこのときに「Tokyo」の原型を聞かせてもらってたのだ。そのときは衝撃を受けたなぁ。まぁかなり酔っぱらってたのもあるんだけど、でも世界が音楽でぐにゃーと曲がった気がしたのはアルコールのせいじゃないと思う。
三浦さんと出会ってちょうど一年ぐらいかな。四色とかりたーんずとかわが星とかあって、このアルバムと5日のお披露目会があって思うところも多々あるけども、総論みたいなことはきっともっとうまい人が書いてくれるはずだからすごく単純に一曲一曲の感想を書いてみようと思う。どこに需要があるのかわからないけれど。
ぜひ曲を聞きながらどうぞ。あとネタバレもしてますのでお気をつけて。曲のネタバレってなんだよって話ですよね。


1.Everyday

早速、言葉の切り貼りでフィールドレコーディングを一気に聞かせる。これで手法がほぼ伝わる。
頭に一回、限界を見せたほうがその境界線を観客も楽しめるようになるという構成手法を野村さんに教わって「わが星」ではそうしてるつもりなんだけど、この曲もそうだと思う。曲の構成と歌詞でこのアルバムの世界を高らかに宣言してる。だからラストに繰り返されるHOOKが今度はより迫ってきて、その潔さとこれからの期待に感動してしまう。うおーこれからどこまで連れてってくれるんだーって感じ。
ちなみに「四色の色鉛筆があれば」から4作品全部のセリフが使われてます。あと神里くんの「グァラニー」も。日常の会話と演劇のセリフはやっぱり違ってて、それがアクセントになるという三浦さんの言葉に納得。自分のDVDなんか見られないんだけど、この曲はいくらでも聞ける。

2.Good Morning!
鮮やかに扉が開くイメージの1曲目を引き継いではじまる2曲目。開くのは扉じゃなくてまぶた。目覚めの曲。ここで勘の良い人はこの後の展開を予感してにやにやしてしまうはず。この曲はフィールドレコーディング度は低めなんだけど、それはわざと。1曲目で一気に100を見せてるから、ここでまた0に戻る。0っていうのはいわゆる「楽器で奏でられた普通の曲」。そして最後にやっと扉を開く音が入る。玄関を出て、街に出るのだ。街はもちろん音の宝庫なわけで。

3.Tokyo
完璧。日常と音楽と物語とラップと歌と自由自在。中央線で聞くとなお最高。浮かび上がるような感覚になります。歌詞もいいんだよなー。ポジティブっぽいメロなんだけどやけに無常観がある歌詞で。雨が降ってるのは野上さんの作詞だろうか。晴天じゃないのがにくい。これをここまで楽しめるのは1曲目、2曲目の構成があったからだと思うんですよ。いきなりこれだけ聞いたのと前2曲を聞いてから聞くんじゃ、音に対する感度が絶対に違う。これを2月に吉祥寺駅(!)で聞いたわけで、そりゃ酔っ払ってなくてもめまいすると思う。こういう演劇を作りたいと思う。「わが星」の駅名連呼と永井さんと黒岩さんのデュエットはもろにこの曲に影響されてます。

4.卒業
これもデモを聞かせてもらった曲。まさかこんな名曲になるとは。イントロが「蛍の光」のサンプリングだって気がつかされて驚愕する。サンプリングとは何なのかを今一度、世に知らしめてると思う。曲を切って貼ったらサンプリングじゃないんですよ。発明するということ、HIPHOPという思想あってこそのサンプリング。そして校歌が目の前(耳の前?)でサンプリングされて曲になる。三浦さんの声が聞こえたときにぞくっとするはず。この曲を聞くとそれぞれが、それぞれの卒業式を思い出すと思う。それって僕も「反復」なんかで挑戦してたこと。それを音楽で、卒業式でやっちゃうのがすごい。たぶん、ただ卒業式を録音した音よりも、この曲の方がより強く卒業式を思い出させるんじゃないかな。人間は見たまま聞いたままを記憶してるのではなくて、自分で世界を抽象化して記憶してると思う。だからこの曲は記憶の形そのものにより近いんじゃないかと思う。ちなみに僕はそれを純粋記憶と名付けてて、だからこの曲はまさに純粋記憶再生装置。UNITで聞きながら自分が体育館にいるような感覚になった。ちなみに校長先生がK DUB SHINEを引用してます。なんてHIPHOPな校長先生だ!

5.海
インタールード的な曲。ここでまたフィールドレコーディング値100となる。良い構成だと思う。このまま次曲に突入されたら鼻血が出る。

6.ヒップホップの初期衝動
イントロの「サイタマノラッパー」の音は、録音してるときに一緒にいました(笑)。池袋のシネマロサでの上映後ライブ。このときの模様は雑誌りたーんずの「柴幸男の人生相談(する方)」に詳しく書いてあります。だから出だしで本当に記憶が呼び起こされてびびった。youtubeのアカペラが格好よすぎて感動的すぎて鼻血が出そう。歌詞やラップについてはもう言う事なし。ここ最近の士気を高めるときに聞く曲ナンバーワン。「あらゆるアイデアにHIPHOP応用し」はいやでも自分を投影してしまう。初期衝動に突き動かされてる人達全員への応援歌。泣ける。カラオケに入らないだろうか。歌いたい。言葉が光になるライブ装置は素晴らしかった。


ここまで書いてまだ半分もいってないことに気がつく。どんだけ濃いアルバムなんだ…。


7.有志の宝くじ

当たったー!環royとの曲がまさかこうなるとは思わなかった。これが初聴な人達はどう思うんだろうか(笑)。これもフィールドレコーディング。購入歴30年っていうのが大切。演技だけど演技じゃない。フィクションだけどフィクションじゃない。環royバージョンもぜひ聞いて欲しい。あまりの能天気さに笑ってしまう曲。でもちょっと本当に宝くじに当たった気になれるから不思議なんだよなぁ。代官山UNITでの演出ははまってましたねー。チケットと一緒に宝くじをもらったときはにやっとしました。あぁ、本気でやるんだなって。

8.温泉
温泉とうぐいすとベースが絡みあうというとんでもない曲。コーネリアスの「Drop」を思い浮かべる人もいると思う。僕もそうだった。でもスタートは一緒でもそれに「Drop」と名付けてあーするのと、「温泉」て名付けてこーするのではまったく違うと思うのです。目線が、感覚が、扱う手さばきが違う。届けようとする方向も違うだろうなぁ。てか「温泉」って。みんな普通に聞いてるけど、それはこの流れがあったから普通に聞けてるだけで、これそーとー変な曲だと思うんですけど。イッちゃってるとも言える。ライブも格好よかった。いとうせいこうのパート、水って!

9.moonlight lovers
アルバムのラフを聞かせてもらって一番、驚いた曲。「TONIGHT」に入ってそうな曲。イントロが格好良いんだ。最後に答え合わせのように虫の音とサンプリング元のホーンとストリングスが残る。そうなんだよなぁ。べつにこの手法は三浦さんは今までの曲でもずっとやってたことなんだ。でもあまりに巧みすぎてみんな気がつかなかった。それがフィールドレコーディングになって誰もがわかる形になったからみんな驚いてるだけで。いや、僕もわかってなかったですけど。だからこの曲を聞いてもう一度、「GOLDEN LOVE」や「TONIGHT」を聞いたらまた違った感想になると思う。口当たりの良い、いい曲だとしか思ってなかった曲が実は超絶技巧の曲だったり。ライブでは月の写真&映像が流れてて、なんとなく月ちゃんのことを思ったりしたのでした。

10.夢中
そして夢の中へ。まさに夢そのものを音源化・立体化しようとした意欲作。ポエトリーリーディングとセリフとラップの中間っていうのは僕がずっと挑戦してたことだからちょっと感慨深い。ラップをクロスフェードしたのは新しい感覚ではと三浦さんが言ってた気がする。そう思う。それに対して自分も「わが星」の永井さんと黒岩さんのデュエットラップで韻を前後ではなくて同時に聞かせるのは新しいのではと対抗してたような気がする。酔ってたんだな。サメ食べ過ぎてる。ライブの演出は抜きん出てたと思う。手動スクロールする歌詞、spacesによるVJ、最後は本当に雪に埋まる。意識的に三浦さんのラップが、実はオールドスクールで韻が固めになってるのが興味深い。

11.花見
特に言うこともない曲(笑)。でも意外とiTunesの再生回数が多い。ぐいぐいぐぐーいぐいぐいぐぐーい。ラップと宴会コールについては実はちょっと考えてる。

12.Re:Re:Re:
きました。最もへんてこなくせに最もPOPになってる曲。一見、J-POPでもその中身は相当キテる。いや逆か、こんなに挑戦的な曲をJ-POPに仕立て上げた手腕こそ恐ろしいのだ。だって架空の口説きメールを作って、それをやんわり断るメールもらって、その文章をサンプリングしてるんですよ。メールの演技って聞いた事ない。いや、文章で演技するってこと自体、新しいんじゃないのか。普通は文字→演技の流れだけど、演技→文字なのだ。エチュードとは違う何かがある。すいません、だいぶ酔ってきてますね。実は飲みながら書いてます、これ。今いわきのおいしい地魚屋さんっす。いま瓶ビール二本目。個人的には「えーってことは当日までー、予定わからないってこと、汗」の韻とフロウがパンチラインです。じゃあ電源切れそうなんで。返信はいらないっすー。

13.飽きる
最初にこの企画をクチロロブログで知ったとき、「ははーんこれがアルバムラストの曲だな」って思いました。だって路上ライブを録音って究極のフィールドレコーディングと音楽の融合じゃないですか。街で歌って、街で録音する。一発どりで。でもラストじゃないんですよねー。だからこの曲を聞いたときに、一体このアルバムをどう終わらせるのだろうと思った記憶があります。この「飽きる」っていうタイトルと歌詞がフィールドレコーディングそのものに向かってるような気がしました。そうなんですよ。実作者は新しい魅力的な手法と出会った瞬間から飽きてるんです。そして新しい何かを探し始めてる。そんな意味でこの曲の歌詞は、すごく感情移入できるという。ラストを客が歌いやすいようにラララにしてるところが心憎い。ライブではなんかグダグダでしたが(笑)。でもカラオケビデオになってたのはちょっと感動しました。みんなで歌うことへの上手い誘導だったと思います。

14.00:00:00
いやー、これは実は一番書くのが難しい曲です。「わが星」はこの曲の部品を借り受けて、総動員して作った作品です。この曲のデモが「わが星」製作中に届くたびに本当にひやひやしてました。一体、どうしたらこれに負けない作品を作ることができるだろうかって。クチロロ史上でも最も隙のない曲だと思います。構成がすごく緻密で計算されつくされてるのに、ものすごくエモーショナルで。サビが出るタイミング、曲の展開、ストリングスが入ってくるタイミング。もう本当に完全だと思います。だから僕はPV版より、断然8分バージョンを押します。時報に関してはユニクロックという前例があるわけですが、この曲にはものすごく強度の高い物語が存在してて、本当に時報と時間を音楽にすることに成功したのはこの曲だと思ってます。「わが星」がなくてもこの曲は存在したわけですが、この曲がなくては「わが星」は存在しませんでした。次は負けないようにがんばります。

15.everyday is a symphony
このアルバムを聞いたとき最も感動した曲です。それは、普通に良い曲ってことだけではなくて。この曲でクチロロがフォールドレコーディングオーケストラという大発明と功績を、軽やかに手放したことに感動したのです。最後の最後で、良い曲+環境音という非常にオーソドックスな方法を敢えて使うことで、新しい旅立ちを宣言してる。新しい手法を見つけてしまうと、どうしてもそれを手放さないように握りしてめてしまうものです。それが人情。でもそうではない、もうやり切ったよ、可能性は広げたよと周りに優しく語り、そのまま、もう一度、扉を開けて「いってきます」と言う。その立ち振る舞いを鮮やかにアルバム最終曲でやってみせる。「飽きる」で終われなかった流れが、もっと美しい方法で終わったことに、もう本当に感動しました。そして次の作品へと期待を抱かせる。そのヒントはこの曲にあると思います。「TONIGHT」の最終曲を今聞くとこのアルバムへの布石を感じられるように、もうクチロロは次の新しいものを見つけていて、こっそりこの曲に忍ばせているのです。


ってな感じで本当に一曲ずつ感想を書いてみました。自分が今までと同じように、まったく三浦さんと知りあうことなくこのアルバムに出会ってたらと思うとぞっとします…。老若男女、日本中の人に聞いてもらいたい音楽です。ジブさんが卒業を気に入ってるのは意外でしたけど。

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■ 「反復かつ連続」稽古3日目&「いわきのあゆみ」稽古6日目

・12月7日(月)
朝10時に渋谷で打ち合わせ。シラスジローなる人物を知る。頭に浮かんだのはねじり鉢巻でシラスを売っている魚屋さんだ。全然違うらしい。そんなことはどうでもいいのだ。来年のワークショプについて。ワークショップは怖いけど楽しみ。いつだってそう。他人に触れるのは怖いのだ。怖がりながらも付き合う方法をなんとなく模索する。自覚的に。それが僕なりの演劇によるコミュニケーション能力向上だろう。ペラペラ喋れることだけが能力ではない。沈黙もまたコミュニケーション。
で、そのまま駒場まで歩いて「反復」稽古。30分の稽古のち、内山さんといろいろ喋る。インパラのシーンをやってもらったり。楽しい。しかしこの日はだるかったなぁ。風邪かと疑う。三軒茶屋へ。マスクを買う。てか懐かしい。去年の12月と1月ほぼここで過ごしてたから。冬の三茶は懐かしい。打ち合わせて、ご飯食べて時間潰してから、世田谷パブリックシアターへ。「国盗人」。受付で並んでいたらおり絵さんと出会う。奇遇。
そうだ、しのぶさんのtwitterで知ったのだけど朝日新聞の朝刊の回顧2009で徳永京子さんが「わが星」を挙げてくれたらしい。コンビニで朝日新聞購入。ありがたいことです。矢作さんとおり絵さんも会うなり良かったねーと言ってくれる。
で、国盗人だ。実はみゆきんぐもねっちさんもテツさんも出てて関係者率が高い。観劇中にテツさんの野村萬斎モノマネを思い出し笑いそうになる。いや、本当に似てるんだ。リチャード三世に興味を抱く。悪者が主役って面白いな。読んでみよう。終演後、みゆきんぐたちにご挨拶。アフタートークをモニターで聞き、帰宅。

・12月8日(火)
いわきへ出発。お蕎麦をいただいてから授業。1時間50分なぞあっという間。ラップしてアップして稽古。ラップは後半を新作にしてみた。稽古は前回までの割り振りを細かく稽古。とりあえず流してみるもえらいタルい仕上がりに。セリフを覚えているとこはいいけど、うろ覚えのところはぜんぜん甘い。棒立ちになっちゃうしなぁ。
でもタイミングなどかなり細かく指示して返したら、一気に集中してよくなった。そうそうみんな能力は高いのだから出し惜しみしないように。あと、とのもちゃんととのなりの爆笑をしてくれたのがよかった。できるできる。練習すればできる。だからちゃんと集中してー。あとセリフ覚えてー。意外と全員稽古の時間が少ないらしい。貴重な時間を無駄にしないようにしよう。
授業終了後、チェックイン。石井先生&ヤッシー先生と噂の中華を食べにいくまでの間にメールと仮眠。噂の中華屋さんは本当においしかった。久しぶりにあんなふわふわのかに玉食べた。いろいろ話す。現場は大変だろうけど、でもここにはある種の理想形がもうあって、先生の悩み事を聞きながらもやはりどこかで喜んでいる自分がいる。いや、本当に先生は大変なんだろうけど。こういう学校がもっと増えたらいいと思う。いいと思うじゃなくて実際に動けないだろうか。自分は何ができるだろうか。

先生にも話したけれど、この学校はひとつのことに集中できるのもすごく良いけど、複眼的になれることが素晴らしいと思う。例えばけろちゃんは部活は吹奏楽部なんだけど選択科目で演劇をやっている。それってすごく豊かだと思う。っていうのも演劇をやるっていうことが「演劇をやるか真っ当(?)に生きるか」みたいな二択になっちゃってることがあって、なんか専門学校的というか、今ENBUで授業もやってるからそう思うのだけど、誤解を恐れずにいうならばもっと気楽に演劇ができるようになればいいなぁと思う。なんかプロになれなかったら人生終わりみたいな。草野球だってあるのに、カラオケだってあるのに、演劇は常に人生を賭けなければいけないのだろうか。そういう存在がいることは、例えば俳優になりたいと強く思ってる子にはとても有意義だと思う。どっちもいるってことをお互いに知ることがよいのだ。たぶん。間口は広く、奥行きは深くしていきたいと思う。

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■ 「いわきのあゆみ」稽古5日目&ままごとWSオーディション1日目

・12月6日(日)
朝7時、上野初のスーパーひたちでいわきへ。車中でシアターガイドの記事を書く。あとWSオーディションのやることをちょっと考える。
到着してからいつもの道を石井先生に送ってもらってたらなんだか煙が。何か庭で焼いてんのかなと思ったら民家の二階から煙が出てる。え、え、って二人でなって、とりあえず119番しようてなって僕の携帯はauなのでかからず、幸いにも先生はdocomoでかかる。公衆電話は近くにありますかと聞かれる。なるほど、ない。で、まぁ、普通に、本当に火事でした。どうすることもできず、でも消防車が来る前に立ち去ることもできず、ぼーぜん。徐々に人が集まってきて、やっとこさ消防車が来て、消火活動をされてました。まぁ、それを見届けて学校へ。こんなことはじめてで、ほんとに唖然としました。時間にしたら20分ぐらいだったと思うけど、なんかやたら長く感じて、なんだかぐったり…。家人の方がご無事であるよう祈る。
で、いつものMARUTOに行き、お寿司を買うもどこか放心状態。学校でコーヒーをいただきなんとか持ち直して、稽古へ。みんなはそんなことも知らず(当たり前だけど)歓迎パフォーマンス。クリスマスツリーネタで、割と完成度は高く、石井先生の癒される発言に納得。ラップでアップして、歩いてアップして稽古。みんなの新作がカッコよかったなぁ。日常ラップいけるな。いきおいで鎮座ドープネスの映像を見せる。歌としゃべりを自由に行き来する化物。ミシェル・ゴンドリー映像も二本。
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稽古は高校生編をとりあえず割り振る。まぁ、みんな高校生なのですぐなじむ。ボックル&いまむーのお父さんへの接し方があまりにリアルすぎて笑う。てか自分が父親だったらへこむなー。まぁ、自分も似たようなもんか。一方、もえのお父さん好き発言にもうける。
もえと言えば、最後の「お達者」セリフ。なんとなく行きの電車でふと書き換えてみたんだけどはまったなー。うまかった。爆笑。これからはこーしよ。なんとか高校生編を割り振り終わる。あっという間だったなぁ。みんなちゃんとセリフ覚えてきてねー。
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慌てて14時の超ひたちで上野へ。行きは平気なのに、どうして帰りはいつもちょっと酔うんだろう…。席とか、夜とか関係なし。うーん。気持ち悪くなりながらWS用テキストを書く。反復でいくか迷ったけど、一応できた。そのまま京浜東北線で桜木町へ。こんな場所にいるはずもないのに。今日の移動距離どんなんだ。
内山さんとちゃんこじゅんがあゆみの伝承&反復自主練でいた。続々と参加者の方が来て予定通り18時スタート。上下ヒートテックだと暑くてぼーとしてきた。内容は内緒にしといたほうがいいのかな? みんなおもしろい人たちでのりがよく楽しかった。とりあえずワークショップよりでもオーディションよりでもなく稽古よりなんで、みなさまそのつもりで気楽に来て下さい。なんか次の稽古はいつって話をしそうなぐらい稽古場な雰囲気だったな。ちょっと反省?ではないけれどまだ様子をうかがってる。今週末もおんなじことはしないだろうなぁ。終わって直帰。就寝。

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□ 鐘ヶ淵ポタライブ→日暮里の銭湯→代官山□□□

・12月5日(土)
いわきのあゆみ台本作業をしてから鐘ヶ淵へ。鐘ヶ淵ってどこだよ、東京のはずれだろって思ってたら家から5分だった。久々のポタライブに心高鳴る。作者はワクサカソウヘイさん。こないだタマフル聞いてたらしまおまほのおすすめ図書でワクサカさんの本を紹介しててビビった。あと全然関係ないけど、こないだ実家で朝ごはん食べながらスッキリ(だっけ?)を見てたら長澤まさみの横に岩井さんが座ってて普通に喋ってて吹き出しそうになった。
ポタはおもしろかったです。途中、雨が降っきて寒くなったけど。ラストには雨が似合ってた。ゴリラと散歩する1時間半。あー自分も作りたい。止まってるワークショップも行きたい。細かくは言わないので写真載せときます。
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で、あまりに寒すぎて、足が痛くなってきて、このままクチロロライブに突入したらまずいと思って慌てて日暮里の銭湯を探す。ありました斎藤湯。そしたら快快温泉の銭湯だった。良いお湯でした。昔ながらの流しがあって、番頭さんがお客さんの背中を洗って、マッサージしてた。気持ちよさそう、今度来たときは頼んでみよう。ゆっくり入って、生き返る。ラムネを飲むとこれまた珍しいビンのラムネ!
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そのまま代官山に向かう。また雨で寒くなってくる。あいまいな記憶をもとに進むとUNIT到着。そしたらどえらい行列でビビる。チケット引き換えて、並ぶか迷って、寒すぎたのでコーヒー飲んでから入って、あまりの行列にドリンク引換える気力を失ってフロアへ。なんとか真ん中らへんを確保。ライブ感想は今度書くアルバム感想とあわせて書こうかな。あとは来月のシアターガイドをお楽しみ。

終わってみんながそのままUNITでお茶してたけど、明日は朝6時に家をでなければいけなかったのでおとなしく帰る。雨はもうやんでて熊井さんとのぶくんと恵比寿まで歩いた。

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□ 稽古以外のこと

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クチロロのニューアルバム「everyday is a symphony」が発売されましたねー。
とても演劇的でクチロロ史上でも傑作だと思います。リンクから視聴できます。

1曲目には「四色の色鉛筆があれば」のセリフがサンプリングされてます。他にも神里くんの「グァラニー 〜時間がいっぱい」なんかも。そっちの方がわかりやすいかも。四色DVDを購入された方、観劇された方はそこら辺もチェックされてはいかがでしょう。あと出演者&関係者各位も要チェックですー。

あと「わが星」は14曲目を聞いてください。そのまま「わが星」ですから。youtubeにもショートバージョンがアップされてましたが曲の構成としては、僕は断然アルバムの8分バージョンを押します。展開、構成、流れが本当に完璧だと思うのです。

12月5日の代官山UNITのお披露目会にはfaifai野上さんやらやしさんやらも出演されるらしく楽しみな反面、ちょっとジェラす。でも楽しみ。なんかやたら演劇関係者がいるライブになりそう。

あと、ちょっと思いつきで自分のスケジュールカレンダーをオープンにしてみようと思います。試しで。なんかほんとにわけがわからなくなったので公開して他人に協力してもらおうかと。スケジュールのオープンソース化って成立するかもちょっとわかんないんですけど。twitterとかやるんだったらもう一緒かなって。でも待ち伏せされて刺されたりしたらやめます。あと公開してほしくない情報が公開されてる人は直接、僕まで。スケジュールを入れたはずなのに入ってない&間違ってるっていう人も直接、僕まで連絡ください。ほら便利、…なのかなぁ。とりあえず12月と1月は決まってる限り全部、書いてあります。

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■ いわきの「あゆみ」稽古4日目

・12月3日(木)
東京は雨。いわきも雨。まだ高校は暖房を入れてはいけないらしくめっちゃ寒い。でもみんな廊下でごはん食べたり、ベランダ(!)でごはん食べたりしてる。げー。あ、ていうかボックル&いまむーコメントありがとうー。嫌われたんじゃねーかと思ってビクビクしてたのでほんとありがたい。案の定、みんな筋肉痛になったみたいだけど。
今月発売のシアターガイド1月号のまちびとはヤッシー先生だよみんな見てみてねと告知してから稽古スタート。ラップアップ。だんだんみんなの決め台詞が決まってきた感があっておもしろい。てかよくも毎度毎度みんな新作、作ってくるなー。きっとこの直前の授業中に考えてんだろうな(笑)今日はてつかのラップがとてもタイトで格好良かったな。ヤッシー先生はあいかわらずで、石井先生は無謀にも前回からフリースタイルになっているという。無茶だー。でもある程度できてるからすごいな。もうすこし言葉数が増えるか、音として豊かになると完璧なフリースタイラーだ。みんなでUMBに出ようぜ。
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さて稽古。歩くアップへ。今日は基本あゆみをキープしつつみんなでランダムにガヤを演じるという、たぶん8人だと結構難しいけけどとても大事なルールでやってみる。やっぱなかなかうまくいかない。あゆみが途切れる。本当に現代サッカーとかバスケみたいに全員が常にフィールド全体を意識して、フォローして、攻めて、守らねばならない。エースストライカーだけががんばってもだめなのだ。みんなもわかってくれてるみたいなので、これからできるようにがんばろう。
で、前回からちょっと台詞変更して、こないだ配った4ページを振り分け。おしまい。本当に。2時間しかないのだよー。これはペースアップが必要だ。
というわけでみんなに台詞を憶えてもらうようにハッパをかける。演出は台詞を憶えてからじゃないとつけらんないからね。
でもみんなの特性やくせはだいたいわかったし、がんばればそれを生かしたりコントロールしたり、ちゃんと演技したりすることができるのがわかった。
良い作品にできると思う。今日の最後にやったおーはらとめいの気まずい演技は良かった。とのの仮病女子もやるたびによくなってると思う。テンション低いのは稽古してちょっと直そう(笑)次は日曜日、高校生の台本を持っていきたい。がんばろう。
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で、12月5日の公演に向けて五反田団のご一行がアリオスで稽古しているらしく、昼食を食べてからご挨拶に。
そのままなしくずし的に稽古見学させてもらう。前田さんの稽古は一度、見てみたかったのだ。でもなし崩し的だったのでだいじょうぶだったか心配しながら見る。
「動物大集合」は初見。みんな可笑しくて愛おしかった。前田さん×鯨子さんの組み合わせって今まであったのだろうか。あひるでも思ったけど鯨子さんってどこにいても鯨子さんで可笑しい。素敵だ。faifaiはどんなになるのだろう。前田さんも女子をよく描くし、うまいよなー。
で、面白い劇団とか憧れの劇団の稽古とかって、まるで魔法の演劇粉とかがあって振りかけると自動的に演劇が面白くなってみんなさっさか作ってるんじゃないかっていう勝手な妄想をしてしまうのだけどそんなわけないってことを見学させてもらってやっぱり思い知って、身が引き締まるし、ちょっと安心する。
青年団もfaifaiもデスロックもサンプルも五反田団も一緒だった。みんな地道にコツコツ稽古するだけだった。むしろより細かいと思う。ちょっとしたことでもあきらめないで細かく稽古して積み重ねる。面白い芝居はそういう方法でしかたぶん作れないんだと思う。うん。そうなんだきっと。才能があるからって一瞬で作れたりするわけではないのだ。と、安心するのである。岩井さんの稽古はまだ見学させてもらったことないんだけどどうなんだろう。

この後の3000年前のダンゴムシの稽古も見学したかったけど、スーパーひたちの時間が来たので慌てて劇場を出る。あまりにギリギリだったのでタクシーに飛び乗り、なんとかセーフ。帰りの電車内でたまったメール関連を一気に解消。よし。
しかし寒気がするが、これはもしや風邪ではあるまいか…気をつけよう…。はよ寝よ。
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前田さんがMARUTOの寿司フリークであるという証拠写真。たぶん。

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■ 「反復かつ稽古」稽古1日目&えんげそ取材&白神さんとお茶した

・12月1日(火)
アゴラで内山さんと「反復」稽古。まずは1時間、無駄話とスケジュール調整。cinraとかいわきとか巻き込んで、できるだけ飽きないように稽古する所存。稽古日数も少なめ。って内山さんの声がおかしい。だいじょうぶか。声帯がいかれてるって…。のどを意識しつつ、まぁ再々演だし、今年の1月にやったばっかりだし余裕だよね、さくっと復習してさくっと本番に突入しようって言ってやってみたら全然、忘れてるじゃねーか!人にぶつかったり、モノの位置が違ったり、目線がバラバラだったり、せりふ忘れてたり、2年前に言ったのとまったく同じダメだしをする。人間そんなに進化しねーな。軽めの稽古のはずが結構ちゃんとやった。21時に終了。でも全然できてなかったけど、久しぶりに生で見たら面白いなこれ。自分の作品のDVDとか全然、見る気にならんから見てなかったけど。あとはEKKKYO-!の「あゆみ」アイデアをなぜか内山さんに語ったり。でも色々でてきてちょっと安心した。反復はもう構成でいじくるとこほとんどないんだけど、短編「あゆみ」はまだまだできそうな気がするんだよなー。で去年の12月の稽古日記を見てみたらほぼおんなじだった…。1時間駄話して、さっさと終わらせるつもりが以外とまじめに稽古して、21時に終了。あと内山さんの喉がやられてる(毎年じゃねーか)。去年はなぜか飲む気にならず稽古初日ということでラーメンを食べに行って、今年は初日稽古飲みに行ったことぐらいか。今年の方が余裕があるのか?いいや、今年のがきついって。次の日も「反復」稽古のはずが、内山氏38℃の熱で声もでないらしくお休み。あほか。てかずっと無理してたんだろう、ちゃんと休んでちゃんと声が出るようにしてください。しかし風邪とかインフルの稽古場ばっかりじゃないか。自分もかからないように気をつけなければ…。
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・12月2日(水)
稽古休み。じゃあ休日だオフだって思ってたら演劇創造のインタビューがあるのを思い出してあわてて池袋へ。日芸の演劇学科の年雑誌「演劇創造」=通称えんげそ。放送学科だった私は正直、ちょっと憧れてたのである。なので嬉しい。リベンジ一個達成だ。あとは総合実習こと総実と合宿だ。いつか絶対にリベンジしてやる。
学生さん4人に囲まれて話す。ぜひ総実をやらせてほしい、夏帆が1番でハーマーオニーは殿堂入りとか言ってたらあっという間に終わってしまい、良いインタビューができましたありがとうございましたってさっさとみんな帰ろうとするので、え、え、全然ちゃんとしたこと喋ってないけどだいじょうぶ?って聞いたんだけどだいじょうぶっていうから良い記事になるようにただ祈るのみである。ほんとみなさんの腕にかかってます…。でもありがとうございました。楽しかったです。

で、そのあと、つぶやきを見てメールをくれた白神さんと池袋でちょっとお茶する。twitter効果とはかくあるものか。いつもの白神さん節が聞けてたのしかった。白神さんはんげんげ笑うのが良いなぁ。でもさっと動いたときのキレにビビるのだ。神里くんの噂をしたりする。EKKKYO-!で一緒だもんねー。今月のシアターガイドに神里くんが例のコーナーに登場してて、発言の勢いもわけわかんなくて面白かったんだけど、共通質問の答えが笑えてちょっとぐっと来てしまう感じでそのことを白神さんにも話したらやっぱちょっとぐっときたみたいで爆笑してた。
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faifaiゴリラ映像が流れてた。でもみんないなかった寂しい…。

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