■ 横浜ワイルダーWSのみっかめ
今日も家にいてもぐにゃぐにゃなので早めに横浜へ。今日も持ってきたアイデアで遊んでみる。前にやった人形劇WSや声と体を分離WSとか。
というのも今回、発表とWSの現場がかなり変わってしまっているので、どーにもここで何かの完成度を高めてもなんか違う気がするのである。だからできるだけ応用力というか、色んなことで遊べる形を模索してる。
そして発表自体は非常にオーソドックスなものになる予感がしている。というか僕の中でワイルダーの物語をストレートに伝えたいという気持ちがあるので、戯曲自体がトリッキーな仕掛けになってるから、僕が新たに仕掛けるとワケがわからなくなってしまうのではないかと思っているのだ。だから非常にシンプルで、物語を味わうような、そんなリーディングになる予感がするのである。だからこそワークショプは凝り固まらず自由に遊んでいようという感じだ。ワークショップまで固めはじめたらかなり窮屈になっちゃう気がするのだよなぁ。
で、名前遊びをしてから、いつもの地図WS。家までの道順を教えてもらいながらそれをみんなで地図にする。ポイントは話してる人のイメージ。文字と、地図と、脳みその中身。ひとつひとつ抽象度が違うっていう話。そしたらチェルフィッチュ岡田先輩も同じことやってると聞く。ほらほらー。同じことやっててもちょっとしゃくなので、じゃあこっちは似顔絵だと意味があるのかないのかわからず知らない人の人相を語ってもらいみんなで似顔絵を描く。その動画がこちら。5分ほど誰も知らない人の顔の説明しています。無駄な映像。ヒマな人は似顔絵を書いてみてください。
で、どうなったかというと全員の似顔絵がなんとなく似てるという驚きの結果が!なんとなくみんな似てる!すごい!おもしろい!なんのワークショップだかさっぱりわからない!ゆびさんに一番似てる似顔絵を選んでもらいました。見ちゃうとあれなんで記事の一番最後においときます。しかし写真もないので本当に似てるのか誰もわからない。でも言葉の力ってすごいねっていう結論に。リーディングへのモチベーションが高まる。うそ。
で、いつもの夢の話&話し手と聞き手の体交換などしてから稽古へ。声優と体に分けて演技。クナウカ式というか人間アニメというか。じゃあ昨日のこしょこしょをもっと人を増やしてみたらどうだろうかとやってみたけど非常にテンポが悪くなってわずらわしいことこの上ない(笑)
じゃあ体を全部操ってやれと人間あやつり人形をやってみる。おもしろい。不自然だ。人間ロボット演劇みたい。ロボットの演技をするよりロボットぽいというか。これは面白いぞ。どうやったらみんなで生きてるみたいに見せられるかトライしてみたい。歩くだけでも面白い。明日やってみようか。人形交換アイデアもでましたね。なにがなにやら。
じゃあ人の腕をつかって腕の演技をするのが難しいなら、腕の演技にだけ集中してみてはどうかと二人羽織。もはやワイルダーまったく関係のし。でもおかしい。にのみやさんが腕の演技が上手い。あおやぎさんの特徴をつかんでるのか。でもにのみや本人はそんな腕の使い方しないもんなー。変な感じ。そのあとは腕だけで演技したり、足だけで演技したり、全身で演技したり(?)
体の演技について遊んでみた一日でした。うむ、今日はよく動いた。あと稽古っていうよりワークショップぽかった。あと観客ライトも試してみたんだった。観客がライトを持って好きな場所を照らす演劇。意外と明るすぎて困った。全員は難しいのかも。でももっともっと広い劇場だったら上手くいきそうな気がする。いつか結実しないかなー。
あっという間に3時間終了。明日はお昼から夕方まで。天気が良かったらピクニックに行く予定です。
では最後に答え合わせ。上の映像の人の顔はこれです!似てるー。
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