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■ 横浜ワイルダーWSの1日目

早めにSTスポットについて台本をコピーさせてもらう。ここに来るとりたんずを思い出す。でも本当にいい劇場だ。僕の芝居にはちょうどいいのではないかとちょっと思う。7月が楽しみで劇場の使い方を考える。今回のWSで使う「ロング・クリスマス・ディナー」をSTスポットでやるのだ。今回のWS発表会の場所が神奈川県民ホールになったので同じ演出にならず済んだといったところか。県民小ホールはでかい。小でも300人ぐらい入る。それに合わせた芝居作りをしないといけないだろう。WSというより稽古稽古の日々になりそうです。

参加者のみなさんが来てくれる。来る人来る人みんな女の人で、全員女性だから当たり前なんだけど、まぁやっぱり圧巻かも。んーみんな仲良しになってくれるだろうか。これで僕まで女だったら気まずいだろうな。僕は何を言ってるんだろうか。
最初に名前を覚えるためのゲームをでっちあげる。今まで遊んだゲームをちょっとずついじってみたり。面白い。ただこれにはまると何時間もたってしまうので潔くサクっとおしまい。「ロング・クリスマス・ディナー」を知らない人もいるので早く物語に慣れなければと思う。というわけで早速、本読みへ。でも普通に読んでもつまらない(?)ので台本を散らばせて拾いながら、製本しながら読んでもらう。なんでこんな面倒なことをさせるんだって感じだけどまぁ楽しかった。でもみんな戸惑ってた。初読の台本でやることじゃないですね。さっぱり内容が頭に入ってなさそうなので、例によって好きな人が好きなセリフを本読み。30分ぐらいの作品になりそうです。

読んでもいまいちみんな人間関係とか位置関係とか演劇的な仕掛け?が飲み込めないみたいなので(当たり前だけど)適当に立ってやってみる。ト書きも読んでみる。知らないト書きに合わせてその場で演技するっていうのは面白いな。知らないっていうのはポイントなのかな。まぁそれはまた考えよう。みんな面白い。面白い人っていっぱいいるんだなー世の中。嬉しくなる反面、少し寂しくなったりする。一生かけても面白い役者さん全員と芝居を作るとか不可能なんだよな。何人の人とすれ違ってしまうのだろう…。
で、気を取り直してWS。みんな上手いからハマリ役で役を割り振れそうだけどそれでいいのかなーと思う。というわけでこんな機会もないからとみんなに希望の役をメールで送ってもらうことにした。

最後に外人、時代、翻訳、書き言葉という何重もの壁があるのではという考えを話す。翻訳を口語に崩しすぎるのも芸がないと思うなんて難儀な時代だなぁと思いつつ、崩し&外人を両立するような感じにしたいんだけどどーなることやら。あとデカイ劇場でどーするかとか。課題はたくさんありすぎるけどあっという間に3時間終了。でもこーゆーのが5日間WSの醍醐味か。短距離走の楽しみ方だと思う。ダッシュダッシュ。というわけで明日に備えてさくっと帰宅。

で、あっさり逆方向の電車に乗って磯子とかいう見ず知らずの駅に着いた…。みなさん明日もよろしくお願いします。
20100120_1940

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