■ 「スイングバイ」稽古6~8日目
どたばたうじうじめそめそしてるけどなんとか記録だけはつけなければ。
・2月9日(木)
東京に戻ってきて稽古。テキストは一応、あったのだっけ?壁に張ったりしたのか。誰がどのセリフ言うのかランダムでやってみたいと思ったのか。そういう外堀ばかりのアイデアで肝心の中身がないのでは話しにならない。落ち込む。あ、でもみんなからケーキをもらった。おいしかった。うれしかった。
・2月10日(金)
書けず落ち込んで稽古場へ。その前に原宿でTPAMの打ち合わせ。そのNewsも更新しなきゃ。あぁ…。GKTJに会う。お元気そうだった。原宿Vacantはとても素敵な場所だった。で、えっとクリストフさんと会ったのかな。やっぱり上手くコミュニケーションとれないなぁ。落ち込んで稽古場へ。制作チームのみなさんも見学してくれた。模索し続ける。みんなの体をちぐはぐさせてもらうけどあんまりスイングバイ(?)できない。スピード感を求めてるみたいだ。その後、スタッフ会議。のむさんは北九州。今日も心強い。しかし寒い。
そして次の日の稽古は休みにしてもらった。ずっと書けない、書けない言い過ぎてもうあれですけど、こういうのはどう考えてもよくないです。稽古前に台本が完成してたほうがいいに決まってる。どんどん遅くなってる現状はまずすぎる。周りに迷惑もかかる。もっと戯曲について、言葉について考えなければいけない。考えたい。演出の片手間(?)で台本を書きたくない。だから5月をさかいに少し今後の公演予定を整理しようと思う。
・2
月13日(土)
朝はエンブゼミで卒業公演の予告編を作る。みんなの自主公演でやってもらう予定。この台本は意外とすらっと書けた。2時間で大まかな演出を決める。できるじゃん。間に合うじゃん。ポイントは自分を過大評価しないこと、台本だけで面白いものを書こうとしないこと…。
昼は横浜の開港記念館で会/議/体。おもしろかった。アドバイスや解決策ではなく、自分ができることを提示する、そしてチームを組む。っていうのがミソだ。またやりたい。僕の台本への悩みも聞いてもらった。少し解決したような気がする。問題→解決はストーリーの鉄則か。
夜は稽古。すずきっさんとのんちゃんがおやすみ。観念して無理やり進めた4ページ。どんどん振りをつけていく。振り付けみたいにしたいと思ってる。いや、フォーメーションか。もしくは単なる移動。ダンスや舞踏についてはやっぱりよくわからない。見るのはだいぶ好きになってきた。頭で考えすぎる、役者を管理するっていうのはもうどうしようもない僕の"個性"なのではないかと思ってきた。シチュエーションコメディ時代から思えばそうだったのだ。パワーや人間力にも憧れるけど、あきらかにスタートが違うことを認めなければいけないと思う。でもあきらめない。ロボットみたいに扱われて(扱ってるつもりはないけど常に自問自答している、ふとそう思うときもある、役者もそう思うときもあるかもしれない)いやじゃないですかと役者さんに聞いてみちゃった。
とりあえず記録はつけた。こーゆーもがきもいつかは役に立つと思おう。記録を続ければ続けるほどいい結果になった気がしたけど、そうでもないか…。
セオリー、占い、ありとあらゆるものに頼ってる。不安でしょうがないです…。
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