« □ 青年座「赤シャツ」@ala&中学生日記 | トップページ | ■ 「華麗なる招待」稽古1&2日目 »

□ マームとジプシー「しゃぼんのころ」と「あゆみ」と「わが星」のこと

昨日見た芝居が頭から離れない。グルグルと芝居の冒頭30分が頭の中でリピートされる。この感覚は去年、少年王者舘の「夢+夜」を見た直後に似てる。かっこよくてかわいくてもうかないませんって感じだった。あんな風に動きや感情や言葉を、早回しするんじゃなくて、高度は保ったまま圧縮するなんてことできるなんて考えたこともなかった。言葉がたくさん書けるんだろうなぁ。すごいなぁ。ギリギリで120%狙ってたら、そりゃ120%には届かんわなぁ。200%、300%を狙うから、120%に届くわけだよな。出演者たちもすごかったなぁ。演出がすごいんだろうなぁ。みんなギリギリの高みに駆け上がっていくような感じがした。あんなささやかなスペースなのに、全力疾走された感じがした。倍速が言葉先行ではなくて、体先行でもなくて、感情やイメージ先行なのがすごいんじゃないかな。普通に芝居を見てるのとおんなじ感覚で高速打ち込みになってて。でもハッピーハードコアみたいな、むちゃくちゃじゃなくて、旋律そのまま。カットアップや、反転や、リピートなんか、やりたいと思ってたこと全部やられてしまった感じ。作・演出の人がイケメンでさらに落ち込んだ。そもそも、なんか面白いという噂あんど空気を感じてて、見たいなーでもおもしろすぎたらやだなーこわいなーこわいなーって思いながら見に行ってまんまと落ち込んだ。劇団自体に、なんか力がみなぎってるような、自信と、それよりもっと大きい展望っていうか、もっと面白いことやってやるぞー、できるぞーっていうパワーがみなぎっててなんか、それが一番くらった。年寄りになってしまった気分だ。でも負けたくないと思った。勝ちたいと思った。久々に思った。ちくしょー。

そう思ってあいちの「あゆみ」のキャスティングを決めた。再演だけど、新しい、やってみたいこと、一瞬だけ見た夢へ挑戦する気になった。負けない戦いじゃなくて、勝ちに行く戦いをしようと思って出演者を選んだ。よろしくお願いします。

そして「わが星」の特設WEBが公開された。(音が出ます)これはもう、僕は全然タッチしてなくて、宮永氏とcinraチームの賜物です。音と連動して読める戯曲は、最初見たときにめっちゃテンションが上がってしまいました。こんなの見たことないです。わが星を見てない人、戯曲を読んだことがない人、戯曲の読み方が分からない人、にぜひ見て欲しい。来年「わが星」は日本を旅します。まだ見ぬ彼の地の人達がこれで「わが星」を想像してくれたら。そう思うと、とてもうれしくなります。

|

« □ 青年座「赤シャツ」@ala&中学生日記 | トップページ | ■ 「華麗なる招待」稽古1&2日目 »